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公共部門は iterate・open・blameless を明文化している。一方で Horizon 事件のような重い反例もある。

英国のソフトウェア開発の傾向を、政府の公開標準 (GDS)、企業ブログ、調査データから整理したページです。あくまで国レベルの傾向で、London の fintech と公共部門のレガシー IT のように、国内でも実態は大きく違います。英国は政府自身が開発原則やインシデント対応を公開文書にしているため、公共部門についての一次資料が特に厚いのが特徴です。

国内のばらつきと反証

  • GDS の理想と、レガシーを抱える公共 IT の現実には大きな差がある (NAO 2023)。
  • Post Office Horizon 事件は、blameless 文化とは正反対に、ソフトウェアの欠陥を個人の責任にすり替えた極端な例だ。
  • London の fintech (Monzo など) の慣行は、英国企業全体を代表しているわけではない。
  • understatement は有名なステレオタイプだが、英国のコードレビューの語調を実証的に調べた研究は見つからなかった。

設計と品質記述 3 件

  • GDS の Government Design Principles (2012 年公開、2025 年更新) は「Start with user needs」「Do less」「Iterate. Then iterate again」などを掲げる。公共部門が iterative な開発を公式の原則にしている。

  • GOV.UK Service Standard の point 8 は「Iterate and improve frequently」だ。サービスに完成はなく、バグ修正などの保守だけでは足りないとしている。

  • NAO の 2023 年の報告によると、過去 25 年で省庁横断のデジタル戦略が 11 回出された。1974 年に導入された Police National Computer はいまも使われている。

→ ほかの国と比べる: 設計と品質

失敗とリスク記述 4 件

→ ほかの国と比べる: 失敗とリスク

フィードバックとコードレビュー記述 3 件

→ ほかの国と比べる: フィードバックとコードレビュー

階層と意思決定記述 3 件

→ ほかの国と比べる: 階層と意思決定

コミュニケーションとドキュメント記述 3 件

→ ほかの国と比べる: コミュニケーションとドキュメント

働き方とキャリア記述 4 件

  • ONS によると、2024 年のフルタイム労働者の実労働時間は週平均 36.6 時間だった。全職種の数値で、エンジニアに限ったものではない。

  • Stack Overflow Developer Survey 2025 では、英国の回答者のフルリモート比率は 31.9%、柔軟寄りのハイブリッドは 25.8% だった。給与の中央値は Engineering Manager が $136,141、back-end が $108,913 で、米国の 6〜7 割程度である。

  • 20 人以上を整理解雇する場合は集団協議が必要になる。協議は、20〜99 人なら最初の解雇の 30 日前まで、100 人以上なら 45 日前までに始めなければならない。

  • 2022 年の週 4 日勤務の試行 (61 社、約 2,900 人) では、56 社が試行後も継続し、従業員の 71% が燃え尽きの減少を報告した。小規模企業が中心で、テック業界に限った試行ではない。

→ ほかの国と比べる: 働き方とキャリア

OSS とコミュニティ記述 3 件

  • Octoverse 2024 によると、英国の GitHub 開発者は 400 万人を超え、前年比 +19% だった。Octoverse 2025 は 2030 年に約 1,100 万人になると予測している。

  • 業界団体 OpenUK の推計 (2023) では、2022 年に OSS が英国テック部門の GVA の 27% を支えた。

  • 公共部門はコード公開をデフォルトとして制度化している。Skills Funding Agency は GOV.UK の Smart Answers のコードを再利用し、少なくとも 2 か月かかる見込みだった開発を 1 週間未満で終えた。

→ ほかの国と比べる: OSS とコミュニティ

尺度

尺度ごとに 1 本の線を引き、公開されている枠組みが各国・地域を置いた位置に目盛りを立てています。国どうしの相対的な位置として読んでください。そこに住む人の性質を表すものではありません。 尺度の読み方

Culture Map 上の位置

コミュニケーション

← 低文脈高文脈 →

コミュニケーション:US −3、DE −2、NORD −2(DK −2、SE −1、FI −1)、NL −2、UK −1、BR 0、PL 0、IN +1、FR +1、KR +2、CN +2、JP +3。

出典なし:イスラエル、ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK −2、SE −1、FI −1。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
アメリカ US−3
ドイツ DE−2
北欧 NORD−2(DK −2、SE −1、FI −1)
オランダ NL−2
イギリス UK−1
ブラジル BR0
ポーランド PL0
インド IN+1
フランス FR+1
韓国 KR+2
中国 CN+2
日本 JP+3

評価

← 直接的な否定的フィードバック間接的な否定的フィードバック →

評価:NL −3、IL −3、DE −2、FR −1、NORD −1(DK −1、FI −1)、PL −1、US 0、UK 0、CN +1、IN +1、BR +1、KR +2、JP +3。

出典なし:ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK −1、FI −1。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
オランダ NL−3
イスラエル IL−3
ドイツ DE−2
フランス FR−1
北欧 NORD−1(DK −1、FI −1)
ポーランド PL−1
アメリカ US0
イギリス UK0
中国 CN+1
インド IN+1
ブラジル BR+1
韓国 KR+2
日本 JP+3

説得

← 原理優先応用優先 →

説得:FR −3、DE −1、PL −1、BR 0、NORD +1(DK +1、NO +1)、NL +1、UK +2、US +3。

出典なし:日本、韓国、中国、インド、イスラエル、ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK +1、NO +1。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
フランス FR−3
ドイツ DE−1
ポーランド PL−1
ブラジル BR0
北欧 NORD+1(DK +1、NO +1)
オランダ NL+1
イギリス UK+2
アメリカ US+3

リード

← 平等主義階層主義 →

リード:NORD −3(DK −3、SE −3、FI −2)、NL −3、IL −2、US −1、UK −1、DE 0、FR +1、BR +1、PL +1、KR +2、CN +2、JP +3。

出典なし:インド、ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK −3、SE −3、FI −2。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
北欧 NORD−3(DK −3、SE −3、FI −2)
オランダ NL−3
イスラエル IL−2
アメリカ US−1
イギリス UK−1
ドイツ DE0
フランス FR+1
ブラジル BR+1
ポーランド PL+1
韓国 KR+2
中国 CN+2
日本 JP+3

決定

← 合意志向トップダウン →

決定:JP −3、NORD −2(DK −2、SE −2)、NL −2、DE −1、UK 0、IN +1、US +1、FR +1、BR +1、CN +2。

出典なし:韓国、イスラエル、ポーランド、ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK −2、SE −2。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
日本 JP−3
北欧 NORD−2(DK −2、SE −2)
オランダ NL−2
ドイツ DE−1
イギリス UK0
インド IN+1
アメリカ US+1
フランス FR+1
ブラジル BR+1
中国 CN+2

信頼

← タスクベース関係ベース →

信頼:US −3、UK −2、DE −2、NORD −2(DK −2)、NL −2、PL −1、FR 0、JP +1、IL† +1、KR† +2、CN +2、IN +2、BR +2。

出典なし:ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK −2。

† Meyer 本人の図ではなく、書評や要約をもとに置いた位置。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
アメリカ US−3
イギリス UK−2
ドイツ DE−2
北欧 NORD−2(DK −2)
オランダ NL−2
ポーランド PL−1
フランス FR0
日本 JP+1
イスラエル IL †+1
韓国 KR †+2
中国 CN+2
インド IN+2
ブラジル BR+2

見解の相違

← 対立型対立回避型 →

見解の相違:IL −3、DE −2、FR −2、NL −2、NORD −1(DK −1、SE +1)、PL −1、US 0、UK 0、IN +1、BR +1、KR +2、CN +2、JP +3。

出典なし:ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK −1、SE +1。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
イスラエル IL−3
ドイツ DE−2
フランス FR−2
オランダ NL−2
北欧 NORD−1(DK −1、SE +1)
ポーランド PL−1
アメリカ US0
イギリス UK0
インド IN+1
ブラジル BR+1
韓国 KR+2
中国 CN+2
日本 JP+3

スケジューリング

← 直線的な時間柔軟な時間 →

スケジューリング:DE −3、JP −2、NORD −2(DK −2、SE −2、NO −2)、NL −2、US −1、UK −1、FR 0、PL 0、IL† +1、IN +2、BR +2。

出典なし:韓国、中国、ウクライナ

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK −2、SE −2、NO −2。

† Meyer 本人の図ではなく、書評や要約をもとに置いた位置。

出典:Erin Meyer『異文化理解力』(The Culture Map, 2014)と同氏の国別チャート。位置はおおよそで、図から 7 段階に読み取ったもの。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域段階(−3〜+3)
ドイツ DE−3
日本 JP−2
北欧 NORD−2(DK −2、SE −2、NO −2)
オランダ NL−2
アメリカ US−1
イギリス UK−1
フランス FR0
ポーランド PL0
イスラエル IL †+1
インド IN+2
ブラジル BR+2

Hofstede の 6 次元

権力格差

← 権力格差が小さい権力格差が大きい →

権力格差:IL 13、NORD 28(DK 18、SE 31、NO 31、FI 33)、UK 35、DE 35、NL 38、US 40、JP 54、KR 60、FR 68、PL 68、BR 69、IN 77、CN 80、UA 92。

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK 18、SE 31、NO 31、FI 33。

国の平均値です。価値観のばらつきの約 8 割は、同じ国に住む人どうしの間にあります(Taras ほか 2016)。

出典:The Culture Factor の国別比較ツール。2023 年ごろ改訂の現行値(2026 年取得)。 この尺度について

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国・地域スコア
イスラエル IL13
北欧 NORD28(DK 18、SE 31、NO 31、FI 33 の平均)
イギリス UK35
ドイツ DE35
オランダ NL38
アメリカ US40
日本 JP54
韓国 KR60
フランス FR68
ポーランド PL68
ブラジル BR69
インド IN77
中国 CN80
ウクライナ UA92

個人主義

← 集団主義個人主義 →

個人主義:IN 24、BR 36、CN 43、PL 47、UA 55、IL 56、KR 58、US 60、JP 62、FR 74、UK 76、DE 79、NORD 83(FI 75、NO 81、SE 87、DK 89)、NL 100。

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:FI 75、NO 81、SE 87、DK 89。

国の平均値です。価値観のばらつきの約 8 割は、同じ国に住む人どうしの間にあります(Taras ほか 2016)。

出典:The Culture Factor の国別比較ツール。2023 年ごろ改訂の現行値(2026 年取得)。 この尺度について

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国・地域スコア
インド IN24
ブラジル BR36
中国 CN43
ポーランド PL47
ウクライナ UA55
イスラエル IL56
韓国 KR58
アメリカ US60
日本 JP62
フランス FR74
イギリス UK76
ドイツ DE79
北欧 NORD83(FI 75、NO 81、SE 87、DK 89 の平均)
オランダ NL100

達成と成功への動機

← 合意志向達成志向 →

達成と成功への動機:NORD 14(SE 5、NO 8、DK 16、FI 26)、NL 14、UA 27、KR 39、FR 43、IL 47、BR 49、IN 56、US 62、PL 64、CN 66、UK 66、DE 66、JP 95。

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:SE 5、NO 8、DK 16、FI 26。

国の平均値です。価値観のばらつきの約 8 割は、同じ国に住む人どうしの間にあります(Taras ほか 2016)。

出典:The Culture Factor の国別比較ツール。2023 年ごろ改訂の現行値(2026 年取得)。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域スコア
北欧 NORD14(SE 5、NO 8、DK 16、FI 26 の平均)
オランダ NL14
ウクライナ UA27
韓国 KR39
フランス FR43
イスラエル IL47
ブラジル BR49
インド IN56
アメリカ US62
ポーランド PL64
中国 CN66
イギリス UK66
ドイツ DE66
日本 JP95

不確実性の回避

← 曖昧さに寛容曖昧さを避ける →

不確実性の回避:CN 30、UK 35、IN 40、NORD 40(DK 23、SE 29、NO 50、FI 59)、US 46、NL 53、DE 65、BR 76、IL 81、KR 85、FR 86、JP 92、PL 93、UA 95。

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:DK 23、SE 29、NO 50、FI 59。

国の平均値です。価値観のばらつきの約 8 割は、同じ国に住む人どうしの間にあります(Taras ほか 2016)。

出典:The Culture Factor の国別比較ツール。2023 年ごろ改訂の現行値(2026 年取得)。 この尺度について

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国・地域スコア
中国 CN30
イギリス UK35
インド IN40
北欧 NORD40(DK 23、SE 29、NO 50、FI 59 の平均)
アメリカ US46
オランダ NL53
ドイツ DE65
ブラジル BR76
イスラエル IL81
韓国 KR85
フランス FR86
日本 JP92
ポーランド PL93
ウクライナ UA95

長期志向

← 短期志向長期志向 →

長期志向:BR 28、IL 47、PL 49、US 50、IN 51、UA 51、DE 57、NORD 57(SE 52、NO 55、DK 59、FI 63)、UK 60、FR 60、NL 67、CN 77、KR 86、JP 100。

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:SE 52、NO 55、DK 59、FI 63。

国の平均値です。価値観のばらつきの約 8 割は、同じ国に住む人どうしの間にあります(Taras ほか 2016)。

出典:The Culture Factor の国別比較ツール。2023 年ごろ改訂の現行値(2026 年取得)。 この尺度について

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国・地域スコア
ブラジル BR28
イスラエル IL47
ポーランド PL49
アメリカ US50
インド IN51
ウクライナ UA51
ドイツ DE57
北欧 NORD57(SE 52、NO 55、DK 59、FI 63 の平均)
イギリス UK60
フランス FR60
オランダ NL67
中国 CN77
韓国 KR86
日本 JP100

人生の楽しみ方

← 抑制的充足的 →

人生の楽しみ方:UA 14、CN 24、IN 26、KR 29、PL 29、DE 40、JP 42、FR 48、BR 59、NORD 65(NO 55、FI 57、DK 70、SE 78)、US 68、NL 68、UK 69。

出典なし:イスラエル

NORD は構成国の位置にまたがる幅で示しています:NO 55、FI 57、DK 70、SE 78。

国の平均値です。価値観のばらつきの約 8 割は、同じ国に住む人どうしの間にあります(Taras ほか 2016)。

出典:The Culture Factor の国別比較ツール。2023 年ごろ改訂の現行値(2026 年取得)。 この尺度について

位置を文字で見る
国・地域スコア
ウクライナ UA14
中国 CN24
インド IN26
韓国 KR29
ポーランド PL29
ドイツ DE40
日本 JP42
フランス FR48
ブラジル BR59
北欧 NORD65(NO 55、FI 57、DK 70、SE 78 の平均)
アメリカ US68
オランダ NL68
イギリス UK69